■ [ 長崎市 ] 長崎郷土の卓袱を味わう!
- 08/29/2018
- 午後に長崎空港に到着し高速バスで長崎市内へ!
ホテルのチェックインまでまだ時間があるので駅前のコインロッカーに荷物を預けて市内観光!!
まずは長崎歴史文化博物館で長崎の歴史を学ぶところからスタート!
10分ほど歩いて国指定重要文化財の眼鏡橋!
テレビ番組でよく目にするハートの形の石(ハートストーン)には女子たちが群がっていてその恩恵にあやかろうとタッチしているから簡単に見つけられる!
それにしても、今なお現役の眼鏡橋の架橋は江戸時代の寛永11年(1634年)だというから驚き!
さらに10分歩いて崇福寺(そうふくじ) へ!
崇福寺 は長崎の「四福寺」の一つで国宝や重要文化財にも指定され、およそ390年前の寛永6年(1629年)に長崎で貿易を行っていた福建省の人々が創建し、中国様式の寺院でとしては日本最古だという!
さて、夕方5時を過ぎて早めの夕食としよう!
崇福寺から5分ほど歩いて向かった先は長崎卓袱 浜勝
その名の通り、長崎を代表する郷土料理の卓袱料理の専門店!
卓袱料理(しっぽくりょうり)は、数多くの皿を円卓で囲んで味わう和食、中華・洋食・中国料理を宴会料理で、和華蘭料理(わからんりょうり)とも言われ、中国の薬膳の考えで生まれた料理型式!
卓袱料理の詳しい歴史は定かでないようですが、300年以上の歴史がある長崎の格式高い郷土料理の代表格!
もてなし料理や宴会料理として食する卓袱料理は老舗の店なら1名で1~2万円が相場・・・
しかしこちら浜勝では気軽に卓袱料理を味わえるミニ卓袱も用意されているのが嬉しい!
という事で、カジュアルな「ぶらぶら卓袱」 3,900円 を3名で注文!
「ぶらぶら」は江戸時代から明治初期の長崎の民謡「長崎ぶらぶら節」からのネーミングなんでしょうね!?
まずは、暑い夏の長崎で火照った体を生ビールで潤す!
卓袱料理は出る料理の順番が決まっており、最初は鯛の身と鰭が入った吸い物のお鰭(おひれ)の椀から!
おひれの意味は「魚一尾を使いました」というおもてなしの意味が込められているという!
はんぺん、四方鯛、しいたけ、青身野菜、紅白もちなど山・海・野の幸が入っている!
宴の雰囲気をやわらげるために 乾杯より先にいただくのが流儀だというが、先にビールを飲んでしまった・・・
酒のアテになりそうな長崎名物の鯨の刺身3種(3,000円)も頂く!
刺しは尾羽・本皮・鹿の子の3種!
好みで酢味噌かポン酢で頂く
ビールをあっという間に飲み干し、鯨には対抗するため僕は長崎の麦焼酎 壱岐 麦焼酎 スーパーゴールド
我が家の女子たちは日本酒で対抗!
豆の蜜煮と前菜の三品盛り(前菜)
長崎の旬の海のもの、里のもの、山のもの盛り合わせた!
そして、酢の物はサイドで注文した鯨とかぶってしまったがを熱湯に軽くくぐらせた湯引の尾羽で酢味噌で頂く!
お刺身
長崎の近海で取れた新鮮な魚は身が締まってウマい!
あじさい揚げ
紅芋の中にクリームとチーズを入れまろやかに仕上、角パンを衣にし、あじさいの花の型!
半分に割ると鮮やかな紫色で、外はサクサク。中はクリーミー!
豚の角煮豚の角煮 そしてご飯と漬物が登場!
豚の三枚身を地酒と特製のだしで炊きあげトロトロでほっこりする長崎の味!
デザートの口直し
そして、最後はおしるこで〆るのが卓袱料理の流儀!
初めて頂いた長崎伝統の卓袱料理に大満足!
今年の秋(2018年)に東京の銀座にもオープンするというから長崎の味が身近に味わえるようになるのは嬉しい限りです!
長崎卓袱 浜勝
●長崎県長崎市鍛治屋町6-50
●095-826-8321
●11:00~20:00PM(L.O. 20:30)
●無休
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