12月は娘と僕の誕生月なので年末は恒例の合同誕生日会を赤坂のLawry's The Prime Rib(ロゥリーズ・ザ・プライム・リブ)で!
Lawry's The Prime Ribの歴史は、1938年にLawrence L. Frank(ローレンスL.フランク)とWalter Van de Kamp(ウォルターヴァンデカンプ)によりBeverly Hills(ビバリーヒルズのLa Cienega Boulevard(ラシエネガ・ブルバード)沿いにオープンしたことから始まり、2代目、3代目としてファミリーで引き継がれ、70年以上もの間ハリウッド・スターや世界中のセレブ達に愛されてきたアメリカを代表する名店!
Beverly Hills(ビバリーヒルズ)本店には渡米した1992年から通い始めて以来、記念日などに利用していた!
日本帰国後してからは、2001年にロゥリーズが日本進出して東京(赤坂)がオープンしたのでまた通うようになったが、2003年にはBSE問題(狂牛病)でアメリカの牛肉が輸入禁止されオーストラリアビーフで代用するようになってからは訪問を止めていた・・・
そしてBSE問題が解決して2010年には再びUSDAチョイスのアメリカン・ビーフでの提供が再開した!
昨年も久しぶりに訪問してUSDAチョイスのアメリカンプライムビーフを使ったプライムリブのウマさを再確認できたので今年も再訪問する!
ここに来なければ我が家の年は越せない定番!!
しかし、悲しいお知らせによれば、赤坂ツインタワーの建て替えに伴い2014年3月28日に閉店し、2014年4月中旬に恵比寿ガーデンプレイスへ移転して再開するという!!
赤坂店はこれで最後の訪問となる・・・
そんな理由からか?今回の予約は困難で、開店時間の17時からならという指定でギリギリ予約が取れた!
赤坂店のアールデコ調から、ラグジュアリー家具とラスティックな素材を合わせた、スマートカジュアルな雰囲気へと生まれ変わるという事で、この雰囲気も最後となる・・・
さて、Lawry's The Prime Ribはプライム・リブの専門店としてアメリカを代表するで創業75年の老舗!
プライム・リブとは日本でなじみあるローストビーフだが、アメリカのLawry'sで使用する牛肉はUSDA(米国農務省)が指定するプライムビーフ(最高級牛肉)でトリプルAのランクのみを使用するのが真骨頂!
今回は初めてのコース料理のParty Course(パーティーコース)!
そして飲み物は飲み放題プランに! まずはビールで乾杯!
プライムには付け合わせも付き、まずはパンが登場!
アペタイザーの
Shrinp Cocktail&Smoked Salmon(シュリンプカクテル&スモークサーモン)シュリンプカクテルはカクテルソース、レッドオニオンの上のスモークサーモンはケッパーとレモンで!
前菜に合わせて白ワイン!
Original Spinning Bowl Salad(オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ)
目の前でサラダの入ったボウルを氷水の上で回転させながら天空からドレッシングをかけるパフォーマンス!
このパフォーマンスは創業した70年以上前から伝わる伝統の調理法で、ドレッシングがブレ無く一直線にヒモのように落ちていく技!
サラダが取り分けられ、スピニングにより冷やされたサラダには冷たいフォークが渡される!
材料は、ロメインレタス、サラダ用スピナッチ、ビーズ、玉子、チェリートマト、クルトンの伝統的な構成
サウザンドレッシングに似たオリジナルのドレッシングはカレーの風味でウマい!
サラダにはロゥリーズ特製のスパイス
SEASONED PEPPER(シーズンド・ペッパー)が良く合う!
Clam Chowder(クラムチャウダー)
クラムチャウダーはニューイングランド式のホワイトソース!
プライムリブを乗せた創立者が考案したのがシルバーカートが登場!
肉に合わせて赤ワインにスイッチ!
テーブルサイドで好みの焼き具合とプライム・リブのサイズ(カット)をオーダーし、目の前でカットしてくれるサービス!
シルバーカートで運ばれてきたら、肉のカットのサイズと焼加減を選びさて、ゴールドメダルを首からかけた切り分け専門のカーヴァー(カーバー)によって好きなサイズと好きな焼き加減でで切り分けてもらう!
カットの各サイズ↓
★Tokyo cut(トーキョー・カット) 東京店だけのオリジナルサイズ 120g
★California cut(カリフォルニアカット) 180g
★English cut(イングリッシュ・カット) 英国伝統の薄切りカット(65g×3枚) 195g
★Lawry cut(ロゥリー・カット) 創業1938年からの伝統的カット 300g
★Diamond Jim Brady cut(ダイアモンド・ジム・ブラディー・カット) 690g(骨を含む)
またTOKYO店のメニューには無いが、アメリカでは
Beef Bowl Cut(ビーフボウル・カット)という特大カットも!
(日本のメニューには記載は無いが、裏メニューとしてオーダー可能という噂もあります!)
好みの焼き加減のミディアム・レアで切り分けらたカットは3人共に California cut(カリフォルニアカット) 約180g
たっぷりかかったメインのプライム・リブのソースは牛の骨でダシをとったオージュソース!
プライムリブに好みでつけるHorse Radish(ホース・ラディッシュ)は摩り下ろしたプレーンな辛いタイプと、サワークリームと合わせたクリーミーなタイプでマイルドな2種類が付いてくる!
肉はしっとりして柔らかく、付けあわせのマッシュド・ポテトはクリーーミーな舌触りでグレービソースがたっぷり!
コースには写真左からCreamed Spinach(クリームド・スピナッチ) 、グレービーソースたっぷりのマッシュドポテト、Creamed Corn(クリームド・コーン)が付く!
写真右のパンのようなものは、グレイビーソースをつけて肉と一緒に頂くヨークシャー・プディング!
ヨークシャー・プディングはイギリスではソーセージやローストビーフなどの肉料理のつけあわせの定番!
そしクランベリーソースをあしらった English Trifle(イングリッシュ・トライフル)でハッピーバースデー!
コーヒーでアルコールを中和したら楽しい食事も終了!
今回は僕が49歳、娘が19歳の誕生日・・・来年は僕が50で娘が20歳だが、ここで祝えないのが残念!
後ろ髪を引かれながら店を跡に・・・さようなら赤坂店、そしてありがとう!
17時に入店して食事を済ませてもまだ19時・・・久しぶりに東京タワーへ!
そして特別展望台から大都会の摩天楼を楽しみ楽しい誕生日だった!
Lawry’s The Prime Rib,Tokyo (ロウリーズ・ザ・プライム・リブ 東京)
●東京都港区赤坂2-17-22 赤坂ツインタワー東館 B1F・1F
●03-5114-8080
[月~金]
11:30~15:00、 17:00~23:00
[土・日・祝]
17:00~23:00
●無休
HP http://www.lawrys.jp/
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